
2011年10月28日
オーダーリングが出来るまで~モデルづくり①~

<オーダーメイド>ということは、<世界に一つ=一点もの>
です。
作り方には、プラチナやゴールドを直接切ったり、削ったり
して作る方法、
最近は<鍛造>と表現するお店もあるようです。
もうひとつは、ワックスで作ったモデルを型取りし
溶かしたゴールド/プラチナを流し込む<キャスト/鋳造>
があります。
おのおの長所/短所があり、デザインによって使い分け
ます。
特に柔らかいワックスで自由にカタチを作れる
<キャスト>は大抵のデザインに対応できます。
モデル作りの現場は、こんな風になってます。

チューブのようなワックスからモデル作り開始。

のこぎりで切断して・・・

ちょうどのサイズにカット完了(^-^ )


こんもりしたサンゴのカタチをやさしく包み込む
丸さと、上部にはエッジを効かせシャープさも加えて行きます。

上下を切り離して、裏側の加工に入ります。、

リング上部の裏側を削って、厚みを均一にしています。
コレをプラチナで直接行なったら・・・
粉になるプラチナの量、時間、ハンパじゃありませんf(^_^;

全体に1.5mmぐらいのダイアをちりばめる部分なので、
これから0.6mmぐらいの厚さにまだ削っていきます。
ざっとカタチが出来ました。
このあたりで、実寸でのイメージをご確認いただくことが
出来るのが、<キャスト>のもうひとつのメリットですね(^-^ )
完成前にイメージ確認ができることで、
お客様に安心していただけます(^-^ )
このあとは、次回
~オーダーリングが出来るまで~モデルからゴールドへ~
で(^-^ )